『標準漢文法』005:1-1-2B説話構成の三段階

第二節 言語の構成〔承前〕

説話構成の三段階

□言語が説話*を構成するには必ず三つの段階を踏む。三つの段階とは、原辞*と詞*と断句*とである。説話は必ず断句でなければならない。断句は必ず詞から成り、詞は必ず原辞から成る。言語は最初原辞という段階に在り、次に詞という段階に移り、次に断句という階段を踏み、ここに始めて説話を成すのである。


説話:話をすること。物語ること。また、その話。

原辞:松下文法特有の用語。≒形態素(morpheme)。〔言語学・文法〕意味をもった最小の言語単位。一つ以上の音素からなり、それ以下の有意味単位に分解できないもの。例えば、dogsはdogと‐sという形態素からなる。

詞:文を直接構成する要素。

断句:松下文法特有の用語。≒文(sentence)。〔言語学・文法〕文章・談話を直接組み立てる言語単位の一つ。いくつかの語が結びついて完結した形をそなえ、まとまった思想を表すもの。主語・述語をそなえることが多いが、日本語ではそれらが略されることもある。文のあとさきにはかならず音の切れ目があり、文字で表せば、そこに句点「。」がうたれる。センテンス。

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